こんにちは、海戸(@newtry17)です。
10月19日におこなわれたAppleの発表会にて、史上最強のMacBook Pro、プロユーザーのために初めて設計されたAppleシリコン「M1Pro」「M1 Max」が搭載された上位機種の発表がありました。
怪力をプロに。その力はモンスター級です。
と謳われるように処理能力や、バッテリー持続時間が大幅に向上されています。
またSDXCカードリーダー、HDMI、イヤホンジャック、MagSafe3、Thunderbolt 4 ×3と外部ポートも増やされています。
カラー: スペースグレー、シルバーの2種
落ち着いたカラーがやすらぐスペースグレーか?、Appleならではの高級感漂うシルバーか?
私は完璧なシルバー派です。
14インチ M1 PRO ¥274,800(税込)
8コアCPU 14コアGPU 16GBユニファイドメモリ 512GB SSDストレージ |
16コアNeural Engine
14インチLiquid Retina XDRディスプレイ
Thunderbolt 4ポート×3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe3ポート
Touch ID搭載Magic Keyboard
感圧タッチトラックパッド
67W USB-C電源アダプタ
16インチ M1 PRO ¥338,800(税込)
10コアCPU 16コアGPU 16GBユニファイドメモリ 512GB SSDストレージ |
16コアNeural Engine
16インチLiquid Retina XDRディスプレイ
Thunderbolt 4ポート×3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe3ポート
Touch ID搭載Magic Keyboard
感圧タッチトラックパッド
140W USB-C電源アダプタ
M1 Maxのみ下記64GBも選択可能
Apple M1 PRO
M1 Proは画期的なオアフォーマンスをもたらし、バッテリーを驚くほど長持ちさせます。最大10個のCPUと最大16個のGPUコアを搭載。16コアのNeural Engineも、4ストリームの8Kビデオを再生できるほどパワフルなメディアエンジンも内蔵しています。200GB/sのメモリ帯域幅を持ち、最大32GBのユニファイドメモリで構成できるので、複雑なプロのワークフローをこなせます。
Apple M1 MAX
Macノートブック史上、最も優れたパフォーマンスを求めるなら、M1 MAXをどうぞ。MacBook Proのパフォーマンスを極限まで高めるチップです。GPUコアの数とメモリ帯域幅は、M1 PROの2倍。メディアエンジンもさらにパワフルで、最大7ストリームの8Kビデオを再生できます。最大64GBのユニファイドメモリで構成できるので、MacBook Proでの作業が一段と速くなり、巨大なファイルをあつかうのも簡単です。
より大きなユニファイドメモリ(RAM)の容量を選ぶと、より多くのアプリを同時に動かすことができ、それらのパフォーマンスも向上します。
MacBook Proのユニファイドメモリなら、最大64GBのメモリを使ってグラフィックのタスクをこなせます。これまでのノートブックでは考えられないほどの大容量です。
引用元:Apple
性能比較
進化が分かりやすいように2020年に発売されたM1搭載の13インチMacBook Proを対象にしています。
14インチMacBook Pro(2021) | 16インチMacBook Pro(2021) | 13インチMacBook Pro(M1 2020) |
274,800円(税込)から | 338,800円(税込)から | 148,280(税込)から |
14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ |
M1 Proチップ、M1 Maxチップ | M1 Proチップ、M1 Maxチップ | M1 チップ |
最大10コアのCPU | 最大10コアのCPU | 8コアのCPU |
最大32コアのGPU | 最大32コアのGPU | 8コアのGPU |
最大64GBのユニファイドメモリ | 最大64GBのユニファイドメモリ | 最大16GBのユニファイドメモリ |
最大8TBのストレージ | 最大8TBのストレージ | 最大2TBのストレージ |
最大17時間のバッテリー | 最大21時間のバッテリー | 最大20時間のバッテリー |
Touch ID | Touch ID | Touch BarとTouch ID |
システムオンチップ(SoC)
M1 Proチップ(13インチMacBook Pro 2020はM1チップ
8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU(上位モデル) | 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU | 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU |
最大16コアのGPU | 最大16コアのGPU | 8コアGPU |
16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine |
200GB/sのメモリ帯域幅 | 200GB/sのメモリ帯域幅 |
メディアエンジン
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW | |
ビデオデコードエンジン | ビデオデコードエンジン | |
ビデオエンコードエンジン | ビデオエンコードエンジン | |
ProResエンコード/デコードエンジン | ProResエンコード/デコードエンジン |
M1 Maxチップ
8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU | 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU | |
最大32 コアのGPU | 32コアGPU | |
16コアNeural Engine | 16コアNeural Engine | |
400GB/sのメモリ帯域幅 | 400GB/sのメモリ帯域幅 |
メディアエンジン
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW | |
ビデオデコードエンジン | ビデオデコードエンジン | |
2つのビデオエンコードエンジン | 2つのビデオエンコードエンジン | |
2つのProResエンコード/デコードエンジン | 2つのProResエンコード/デコードエンジン |
メモリ
16GB | 16GB | 8GB |
32GB | 32GB | 16GB |
64GB(M1 Max) | 64GB(M1 Max) |
ストレージ
512GB | 512GB | 256GB SSD |
1TB | 1TB | 512GB SSD |
2TB | 2TB | 1TB SSD |
4TB | 4TB | 2TB SSD |
8TB | 8TB |
ディスプレイ
14.2インチ(対角)ミニLEDバックライトディスプレイ | 16.2インチ(対角)ミニLEDバックライトディスプレイ | IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ |
Liquid Retina XDRディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ | Retinaディスプレイ |
3,024 × 1,964ピクセル | 3,456 × 2,234ピクセル | 2,560 × 1,600ピクセル |
最大1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)1,600ニトのピーク輝度 | 最大1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)1,600ニトのピーク輝度 | 500ニトの輝度 |
広色域(P3) | 広色域(P3) | 広色域(P3) |
True Toneテクノロジー | True Toneテクノロジー | True Toneテクノロジー |
ProMotionテクノロジーによる最大120HZのアダプティブリフレッシュレート | ProMotionテクノロジーによる最大120HZのアダプティブリフレッシュレート |
サイズと重量
高さ 1.55cm | 高さ 1.68cm | 高さ 1.56cm |
幅 31.26cm | 幅 35.57cm | 幅 30.41cm |
奥行き 22.12cm | 奥行き 24.81cm | 奥行き 21.24cm |
重量 1.6kg | 重量 2.1kg | 重量 1.4kg |
カメラ
1080p FaceTime HDカメラ | 1080p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ | コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ | コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ |
オーディオ
フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム | フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー |
ワイドなステレオサウンド | ワイドなステレオサウンド | ワイドなステレオサウンド |
内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 | 内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 | ドルビーアトモス再生に対応 |
AirPods(第3世代) | AirPods(第3世代) | |
AirPods Pro | AirPods Pro | |
AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング | AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング | |
高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ |
ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック | ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック | 3.5mmヘッドフォンジャック |
キーボードとトラックパッド
バックライト Magic Keyboard | バックライト Magic Keyboard | バックライト Magic Keyboard |
Touch ID | Touch ID | Touch Bar、Touch ID |
環境光センサー | 環境光センサー | 環境光センサー |
カーソルを正確にコントロールできる、圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッド | カーソルを正確にコントロールできる、圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッド | カーソルを正確にコントロールできる、圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッド |
ワイヤレス
802.11ax Wi-Fi6 | 802.11ax Wi-Fi6 | 802.11ax Wi-Fi6 |
Bluetooth5.0ワイヤレステクノロジー | Bluetooth5.0ワイヤレステクノロジー | Bluetooth5.0ワイヤレステクノロジー |
ポート
Thunderbolt4(USB-C)ポート×3 | Thunderbolt4(USB-C)ポート×3 | Thunderbolt/USB 4ポート×2 |
HDMIポート | HDMIポート | |
SDXCカードスロット | SDXCカードスロット |
Apple Pay
ウェブ上でのMacによる支払い | ウェブ上でのMacによる支払い | ウェブ上でのMacによる支払い |
ビデオ通話
FaceTimeビデオ | FaceTimeビデオ | FaceTimeビデオ |
すべてのFace Time搭載デバイスにWi-Fi経由でビデオ通話を開始 | すべてのFace Time搭載デバイスにWi-Fi経由でビデオ通話を開始 | すべてのFaceTime搭載デバイスにWi-Fi経由でビデオ通話を開始 |
オーディオ通話
FaceTimeオーディオ | FaceTimeオーディオ | FaceTimeオーディオ |
すべてのFaceTime搭載デバイスにWi-Fi経由でオーディオ通話を開始 | すべてのFaceTime搭載デバイスにWi-Fi経由でオーディオ通話を開始 | すべてのFaceTime搭載デバイスにWi-Fi経由でオーディオ通話を開始 |
Siri
メッセージの送信やリマインダーの設定などをあなたの声で実行 | メッセージの送信やリマインダーの設定などをあなたの声で実行 | メッセージの送信やリマインダーの設定などをあなたの声で実行 |
「Hey Siri」を使ってあなたの声だけでハンズフリーで起動 | 「Hey Siri」を使ってあなたの声だけでハンズフリーで起動 | 「Hey Siri」を使ってあなたの声だけでハンズフリーで起動 |
電源とバッテリー
最大11時間のワイヤレスインターネット | 最大14時間のワイヤレスインターネット | 最大17時間のワイヤレスインターネット |
最大17時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大21時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大20時間のApple TVアプリのムービー再生 |
70Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 100Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 | 58.2Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 |
67W USB-C電源アダプタ(8コアCPU搭載 M1 Proに付属) | 140W USBーC電源アダプタ | 61W USB-C電源アダプタ |
96W USB-C電源アダプタ(10コアCPU搭載 M1 Pro、M1 Maxに付属、8コアCPU搭載M1 Proでも変更可能) |
今回のMacBook Proが発売されてネット上でも様々な意見があふれていました。私としてもSDXCカードスロット、HDMIの外部ポートの充実性にかなり惹かれるものを感じました。またTouch BARはあまり評判が良くなく今回も廃止されていますが私的には便利だったのでこれから無くなる?のは悲しいです。
など様々な意見がありますが、私は欲しければ買ってもいいと思います。
より高速な作業ができるだけでメリットは十分得られると思います。
Appleの方も「怪力をプロに」とプロ仕様であることは明確化しています。より速く、よりパワフルさを求める必要があるなら今回のMacBook Proは素晴らしい進化を見せてくれています。
価格についても性能なりであると私は考えます。決して安くはないですが、ノートパソコンでこれだけのモンスター級な性能が備わってることを考えると妥当ではないでしょうか?
後は実際の使用後の感想が楽しみですね。